BABY SKIN
知っておきたい、赤ちゃんの肌のこと
赤ちゃんの肌は実はとてもデリケートで、
大人よりも毎日のスキンケアが大切です。
大切な赤ちゃんの肌のために、
ぜひ知ってもらいたい情報をまとめました。
赤ちゃんの肌は大人とどう違う?
皮膚が薄く、バリア機能が未熟
赤ちゃんの皮膚の厚さは非常に薄く、大人の約半分ほどしかありません。また、角質細胞が小さくふぞろいで、バリア機能がとても未熟です。そのため、皮膚のすき間から異物が侵入しやすく、外部刺激を受けやすい状態にあります。
水分が蒸散しやすく乾燥しがち
赤ちゃんの肌は、大人と比べて水分が蒸散しやすく、すぐに乾燥してしまいます。うるおっているように見える赤ちゃんの肌ですが、実は大人よりも水分量が少ないのです。
皮脂がほとんど出ない
生後3ヶ月ごろまでの赤ちゃんの肌は、母親由来のホルモンの働きで皮脂を活発に分泌します。しかし、その後1歳ごろまでに急速に皮脂が減り、10歳ごろまでほぼ皮脂が出ない状態が続きます。1歳から10歳ごろまでの子どもの肌は、大人のように自分自身の皮脂による肌の「保護膜」を作ることができないため、とても無防備な状態です。
肌の「バリア機能」って?
私たちの皮膚には、水分の蒸散を防いだり、ダニやハウスダスト、花粉や食べ物などのアレルギー原因物質(アレルゲン)が侵入するのを防いだりする働きがあり、これを「バリア機能」といいます。バリア機能が低下すると、肌が乾燥し、外的刺激を受けて炎症(湿疹、かゆみ、アトピー性皮膚炎)などのトラブルを起こしやすくなります。
バリア機能をサポートする「予防スキンケア」
バリア機能が未熟な赤ちゃんの肌は、湿疹やかさつきが起こりやすく、アレルギー原因物質などの外的刺激を受けやすい状態です。生まれてすぐから、洗浄料で清潔にした肌を保湿剤で保護する「予防スキンケア」でバリア機能をサポートし、すこやかな肌を保ってあげましょう。
- 赤ちゃんの肌はバリア機能が未熟で、乾燥しやすく、外的刺激を受けやすい
- 1~10歳ごろはほとんど皮脂が出ないので、皮脂による保護膜がほぼありません
- 外的刺激により、炎症(湿疹、かゆみ、アトピー性皮膚炎)などトラブルを起こしやすい
- 洗浄+保湿の「予防スキンケア」でバリア機能をサポートし、すこやかな肌を保つことが大切